言葉と心の読み解き方「神は乗り越えられる試練しか与えない」

言葉と心の読み解き方「神は乗り越えられる試練しか与えない」

人生に苦悩は付き物です。しかし西洋の思想を見ると、「神は乗り越えられる試練しか与えない」と言いますよね。
自然災害、虐待問題、事故、人災。
「乗り越えられずに」死に至る人の多さを鑑みるとその真偽に疑問を抱かざるを得ません。

「神は乗り越えられる試練しか与えない」とはキリスト教の経典、聖書からの引用文章を日本語に翻訳したものなのですが、意訳の過程で本来の意味から変異している可能性があります。
歴史的に最も多くの人類に信仰されてきた宗教の教義をより深く考察すれば、人生の苦悩、「試練」の本質が理解できるかもしれませんよ。

「コリント人への第一の手紙10章13節」より

言葉と心の読み解き方「神は乗り越えられる試練しか与えない」

本来の文節は、「コリント人への第一の手紙10章13節」に記載されています。
最も原点に忠実とされる日本語訳によると、以下のような内容です。

「人間的な試練以外の試練があなた方をとらえたことはない。(中略)神はあなた方が耐ええないような仕方で試練に合うようにはせず(中略)試練とともに出口をも作ってくださるであろう」
この「試練」や「出口」の訳し方が問題で、英語ではescapeのための出口、道と記載されているようです。
原典では「試練のただなかを通り抜けて初めて到達する出口」を意味する言葉が用いられており、英訳でも日本語訳でも根本的な意味を違えていることが分かりますね。
キリスト教で言うところの「神」が人間に与える救いは、「耐えられないようなやり方で試練を与えないこと」と「出口を用意してくれること」の2つ。
死をも救いを考える思想の中では、確かにこれは正しいと言えるのかもしれません。では、もう一つの問題、「試練」は結局どういうことなのでしょうか。

「試練」こそが「道」である

試練という言葉の純粋な意味は、「信仰や実力、決心のほどを厳しく試すこと。また、その苦難」とあります。

コリント人への第一の手紙10章13節には「試練のただなかを通り抜けて初めて到達する出口」とありました。つまり、試練は人生の前提であり、たとえその結果命を失うとしてもただなかを通り抜けざるを得ないもの。さらに言うならば、人生そのものなのだと考えられます。
キリスト教における「耐え得ないような仕方」とは魂が堕落し、次の生に至る可能性をつぶすようなやり方と解釈していいでしょう。

そうであるとするなら、人生の苦難、試練には救いなどないようにも思えてしまいますよね。ですが、実は考え方次第で「生き方」と、降りかかってくる試練、苦難を変えることができるのです。

日本人に深く浸透している「輪廻転生」という考え方があります。これは現世を来世に至るひとつの段階とする思想で、今の自分が目的を達成できなかったり、希望を叶えられなかったりすれば、来世の自分にその業が課せられて新たな「目的」になるのです。つまり、現世の自分をいかに高みに押し上げるか。それによって、存在する地点が変わってきます。
位相が変われば降りかかる試練や苦難も異なるので、もしも今の運勢、状況に不満があるのであれば、自分自身を磨き上げ、より高次元に上るように努力すればいいのです。

邪念、邪気を拭い去り、自分自身に還ってその道を探すことをおすすめします。

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