人間は誰しも負の感情を少なからず背負っているものです。生きている人間が発するエネルギーは非常に大きく、自分自身が周囲に与える影響に引きずられてマイナスの方向へと坂道を下るような人生を送るケースも少なくありません。
負の力に負けずに強く生きるにはどうしたらいいのでしょうか？

答えは「生命力」です。
本来持っている生命力を高めて負の力に負けない心身を作る方法をご紹介しますので、ぜひご参考になさってください。原因不明の体調不良に悩まされている方、心に引きずられて病気がちな方にはきっと役に立つことでしょう。

生命力を高める「気」の力

気が弱ると人間は病を得ます。身体、心、双方にさまざまな病気が降りかかり、治療には時間と気力、体力、苦痛が伴い、さらに心身を削ってしまうのです。
大前提として心身を「気」で満たす必要があります。
気は「病気」の気であり、「元気」の気、「根気」の気であり、形の見えない観念的な事象でありながら、エネルギーとして誰もが感じ取っているものですよね。
実体のない力。しかし確実にそこにある実感のあるエネルギー。それこそが「生命力」であり、マイナスに傾きがちな肉体と精神をプラスに置換し、上昇させる原動力なのです。

「気」を高めるにはどうすればいいのか。この疑問についてはごく簡単な方法をおすすめします。
気の宿る肉体と精神から毒を排除して健康に保つこと。もしくは健康を取り戻すこと。その手段である健康法の数々や、より良い生活習慣が「気」を高めてくれますよ。

毒だしデトックスの必要性

ちょっとした運動や、油ものを控える、あるいは塩分や糖分、アルコールを控えて水分をしっかり摂る食生活は健康的ですよね。
身体を動かしてエネルギーを燃焼させ、さらに食生活を見直せば、身体の巡りが整ってため込んだ毒素を排出する働きが活発化します。
毒素の排出を「デトックス」と言います。
気の充実と肉体の健常化にはこのデトックスが欠かせません。というのも、心身に蓄積する毒素はマイナスのエネルギーの塊なのです。そのため、蓄積するままに任せていると、どんなに気力を振り絞っても心身が負の方向へ傾いていく日が必ずやってきます。
身体と心、どちらかが弱った時にも坂道を転がり落ちないように踏みとどまるためには、日々のデトックスが重要なカギになるというわけです。

■身体のデトックス
・身体に悪い食事を避ける
・喫煙、飲酒を控える
・季節の野菜、果物をなるべく食べる
・1日に約1.5リットルの水を飲む
※水の量に関しては無理をする必要はありません。つらくない分量で摂取するようにしてください
■心のデトックス
・ストレスを溜めない
・マイナスの発想をプラスに蘇らせる
・悩みがあるなら解消すること
・解決できない悩みがあるときは視野を広げて気分転換すること
・自分の世界を広げること
・新しい交友関係を広げること
・感謝の気持ちを持つこと
※どうしても疲れた時にはあえてじっくり心身を休めることも大事です

自然治癒力を引き出すものは「気」と「プラスの波動」です。気の浸透性を高め、プラスの波動を生み出すには日々の健康法や精神統一とともに、毒だし、デトックスで体をきれいに保つ意識も重要です。
「こんな健康法はどうかな」と思うものがあったら、それもまた有効な気分転換になるでしょう。ぜひ試してみてください。