「どのように生きるか」という命題があります。人生を豊かなものにする土台は私たち自身の意思そのものです。
信念にのっとってひたすら仕事に時間と気力をささげる生き方もあるでしょう。現代の日本人は余裕を失いがちだと言われています。というのも、勉強や仕事など、ひとりひとりの負担がどんどん増加しているからです。
成すべき物事のプレッシャーに押し負けてはいませんか？
圧倒的な物量や情報量を前にして、自分の心を豊かに広げ、他者とのつながりを受け入れる努力を忘れていませんか？
人を愛する心を、愛される喜びを押し殺していませんか？

人間関係を財産として、人と人との間に生きる道もあるのです。忙殺される現代生活の中で、女性たちは自分の心を真の願いを置き忘れてしまうことがよくあります。「恋愛なんて」と決めつけて、本当に願う未来を自ら遠ざけてしまっている方もいらっしゃるはず。

「今は余裕がないから」と心を押し込めていると、いずれ恋愛の仕方すら思い出せなくなってしまいます。
恋愛は人の心を根底から揺さぶり、人間らしい感情を沸き立たせ、人生を最も豊かに彩ってくれるスパイスです。最近恋をしていない女性、恋の仕方を忘れてしまった女性のための「セルフ心理メンテナンス」の方法をご紹介します。ぜひ参考になさってください。

恋愛の仕方を思い出そう！ セルフ心理メンテナンス

1・自分の状況を分析する
「最近恋をしていないな」を思ったら、自分の恋愛に対するスタンスを明確に把握しましょう。
恋愛に前向きになれないとして、それでも恋愛をしたいと思っているのか。あるいは恋愛そのものを面倒だと感じているのか。もしくは、恋愛そのものはしたいけれどなぜかできないのか。
これによって、対決すべき問題点を特定できます。

2・問題点の明確化と対処方法
：出会いがない
出会いを作るチャンスを自ら生み出す工夫をしましょう。

：出会いがあっても活かせない
出会いはあって、いいと思う相手がいても活かせない場合には、自分がその理想に的確ではないという証拠です。自分磨きを多角的に行い、また、人の心を掴むコミュニケーションメソッドなどを身に着けるといいかも知れませんね。

：理想の相手と出会えない
そもそもの理想の設定に問題がある可能性があります。思い込みによる理想という枠組みを捨て、目の前に与えられたチャンスを確実に、ひとつひとつ活かしていくことをおすすめします。

：そもそも恋愛が面倒だと感じてしまう
心理的、体力的な余裕がないと、そもそも恋愛したいという意識が働かなくなるケースもあります。人を恋する心を取り戻すために、疲れ果てた心のケアから始めてください。それが恋愛につながるとは限りませんが、心の柔軟性が回復すれば恋愛に限らず人生の可能性を広げる「余計かも知れない何か」を受け入れる余地が出てくるはずです。

いかがでしたか？
恋愛が人間にとって非常に有意義であるために「恋愛できる心を取り戻す心理ケア」の具体的な方法をご紹介しましたが、豊かな人生を求めるためには「恋愛」でなくても構いません。
健常な心を取り戻すこと。これ自体が大切なのです。
硬直した心で過ごす毎日は平静で、ある意味安楽かもしれません。ですが、豊かな人生とは真逆の方向性だと思っていいでしょう。もしも人生を変えたい。このままでいいのだろうかと思うのであれば、ぜひセルフ心理ケアに挑戦していただきたいと思います。