量子力学を学ぶとアカシックレコードにアクセスできるって本当?

量子力学と聞くと、難しそうだと感じる方が多いかもしれません。しかし、スピリチュアルが好きな方であれば非常に馴染み深いものなのではないでしょうか。特に話題に挙げられるのが、アカシックレコードとの関係です。量子力学を学ぶことで、アカシックレコードへの理解を深められると言われています。今回はその謎について、科学とスピリチュアルの視点からわかりやすく解説していきます。

 

アカシックレコードとは?

アカシックレコードは、サンスクリット語の「アーカーシャ」に由来しており宇宙のすべての出来事、思考、感情が記録されている場所です。

アカシックレコードの概念は、19世紀末に神智学協会のヘレナ・P・ブラヴァツキーによって広められました。その後、超能力者やニューエイジ思想家たちの間で広く語られるようになります。

アカシックレコードのような考え方は、古代の哲学や宗教にも共通して見られます。たとえば、仏教やヒンドゥー教では「宇宙にはすべての情報が存在する」とされ、古代ギリシャの哲学者プラトンも「知識はすべて既に存在しており、人はそれを思い出すだけ」という説を唱えていました。

 

量子力学とは?

量子力学は、20世紀初頭に確立された物理学の分野で、原子や電子などの極小の世界を扱う学問です。この分野には、私たちの直感では理解しがたい不思議な現象がたくさんあります。

―量子もつれ(エンタングルメント)

量子もつれという現象では、2つの粒子が遠く離れていても瞬時に情報を共有します。これを見たアインシュタインは「不気味な遠隔作用」と呼びました。もし情報が瞬時に伝わるならば「宇宙のどこにいてもアカシックレコードの情報を受け取ることができるのでは」と考える人もいるでしょう。

―観測問題と意識の関係

量子力学では、観測されるまで粒子の状態は決まらないとされています。つまり、人が見たり測定したりすることで、初めて現実が確定するのです。これは「私たちの意識が現実を作っているのでは」といったスピリチュアルな解釈を生むきっかけになりました。

―ホログラフィック宇宙論

物理学では、「宇宙は巨大なホログラムであり、情報がすべて宇宙の表面に記録されている」というホログラフィック宇宙論が提唱されました。この理論に基づくと、宇宙全体の情報がどこかに記録されているというアカシックレコードの考え方と似ている部分があります。

 

量子力学とアカシックレコードの関連性

スピリチュアルな世界では、量子力学のさまざまな理論がアカシックレコードと結びつけられています。量子情報理論では、情報は決して消えないと言われています。そこから、宇宙のすべての情報がどこかに蓄積されている可能性があるのです。

また、量子もつれでは意識と宇宙がつながっているためアカシックレコードにアクセスできるのではという考え方もあります。さらにホログラフィック宇宙論では、情報は宇宙全体に分布しており、特定の方法でアクセス可能かもしれないと言われているのです。そのため、量子力学はアカシックレコードのような宇宙の記録と結びつけられやすい要素を持っていると言えるでしょう。

 

量子力学を学ぶことで見えてくるアカシックレコードの可能性

なぜ量子力学からアカシックレコードにアクセスできる可能性があるのでしょうか。もう少し詳しく見てみましょう。

―すべての情報は消えない

量子情報理論では、「情報は決して消えない」と考えられています。たとえば、ブラックホールに吸い込まれた情報も、ホーキング放射という現象を通じて宇宙に残り続けると言われています。もしこれが本当なら、「宇宙のどこかに過去・現在・未来のすべての情報が記録されている」というアカシックレコードの考え方と一致しますよね。

―私たちの意識と宇宙のつながり

量子力学では、「観測することで物質の状態が決まる」という観測問題があります。これは、私たちの意識が現実に影響を与える可能性を示しています。もし意識が物理的な世界に作用できるなら、「特定の意識状態になれば、宇宙に蓄積された情報(=アカシックレコード)にアクセスできるのでは?」という考えも生まれます。

―宇宙全体が情報でできている?

最近の理論では、「この宇宙は巨大なホログラムのようなものではないか?」という考え方が出てきています。ホログラムとは、情報が2次元の表面に記録され、それを立体的に見せる技術のこと。もし宇宙もホログラムなら、情報はどこかに蓄積されていて、何らかの方法でアクセスできる可能性があるかもしれません。

 

量子力学を使ってアカシックレコードにアクセスする方法

では、実際にどうやってアカシックレコードにアクセスできるのでしょうか?量子力学の理論を応用した具体的な方法を紹介します。

―瞑想で意識を集中させる

量子力学では、「観測が現実を決める」と考えられています。この考えを応用し、意識を特定の周波数にチューニングすることで、アカシックレコードにアクセスしやすくなるとされています。やり方としては、まず静かな場所でリラックスし、深く呼吸をします。そして、「宇宙の情報にアクセスする」と意図しながら瞑想し、浮かんできたイメージや感覚を記録します。

―量子もつれを意識する

「すべてのものはつながっている」という量子もつれの原理を意識することで、宇宙の情報場とリンクしている感覚を得られます。これを実践するために、「私は宇宙とつながっている」とアファメーションし、瞑想時に「宇宙の全情報が流れ込む」とイメージします。

―夢を活用する

夢の世界は、意識の深い部分とつながるチャンスです。アカシックレコードの情報を受け取るために、夢を活用してみましょう。方法としては、寝る前に「アカシックレコードのメッセージを受け取る」と意図し、目が覚めたら、夢の内容をすぐにメモすることが大切です。

―シンクロニシティ(偶然の一致)に気をつける
日常の中で起こる偶然の一致(シンクロニシティ)は、宇宙の情報とつながっているサインかもしれません。直感を信じること、偶然の出来事に注意を払うことで、宇宙の流れと共鳴しやすくなります

 

科学的視点からの反論

しかし科学者の多くは、量子力学とスピリチュアルの関連性には慎重な立場を取っています。

―量子力学の誤解

量子もつれや観測問題はあくまで微小な粒子の世界で起こる現象であり、私たちの意識やスピリチュアルな概念に直接結びつくわけではありません。

―物理学者の見解

アカシックレコードという概念が科学的に検証できないため、現時点では認められていません。また、意識が物理法則に影響を与えるという説も、十分な証拠がないのが現状です。

―科学とスピリチュアルの境界線

科学は実験によって証明できるものを対象とします。ですがアカシックレコードのような概念は、個人の体験や直感によるため科学的な証明が困難です。

 

まとめ

結論として、量子力学を学ぶことで直接アカシックレコードにアクセスできるとは言えません。ただし、量子力学の理論が示唆する「情報の保存」や「宇宙の非局所性」などの考え方は、アカシックレコードの概念と共通する部分があります。

科学とスピリチュアルの融合は、今後の研究次第で可能性が広がるかもしれません。もしかしたら、未来の科学がアカシックレコードの正体を解明する日が来るのかもしれませんね。

 

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