「占い師で起業してみたいけど、失敗が怖すぎてできそうにない」
「占い師の起業って聞くと、起業という文字だけでリスクを感じてしまう…」
こんなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
占い師に限らず「起業」と聞くと、アレルギー反応が出てためらってしまう方も多いはずです。
ただ、占い師は失敗なく・リスクなく起業できるということはご存知でしょうか。
その方法について、占い師の起業に多数関わってきた西川が詳細に解説していきます。
占い師として失敗せずに起業する方法
占い師として失敗せずに起業する方法は次のとおりです。
- 売れる占いを知る
- 占いの会社に所属しながら実績を貯める
- 自力で集客できるようにする
それぞれ解説していきます。
STEP1.売れる占いを知る
占い師として失敗せずに起業する方法の一つ目は、売れる占いを知ることです。
起業するときには、お客様に売ることのできる商品がなければスタートできません。
占いに限らず、どのようなビジネスでもいえるのですが、占いのビジネスで考えてみると次のような比較がわかりやすいです。
- 占い師Aさん:タロット占いで恋愛相談に乗る
- 占い師Bさん:自作の占いで恋愛相談に乗る
多くのお客様は占いといったときに想像するのが、カードリーディングにまつわる占いなので、占い師Aさんのほうが購入見込みのあるお客様をBさんよりも多く獲得できます。
一方Bさんは、多くのお客様から「どんな占いか想像できない…」と思われてしまい、集客に苦労するでしょう。
もちろんBさんに百発百中の占いができれば口コミで話は広がりますが、少なくとも数年は集客に苦労するはずです。
そのため、スピリチュアルマスターアカデミーでも最初の講座としてタロットを扱っているように、まずは多くのお客様が想像しやすいカードリーディングのような占いで心を掴むようにしてください。
STEP2.占いの会社に所属しながら実績を貯める
売れる占いを知ったあとは、占いの会社に所属しながら実績を貯めていきましょう。
占いを提供する会社に所属すると、一番苦労する集客を占いの会社が代行してくれますし、
会社によっては売れるための基本的なノウハウを教えてくれるところもあります。
占い会社のノウハウを吸収し、お客様との実践的な占いを通して実績を貯めていけば、
次に紹介するサイト制作のときに掲載する口コミが増え、簡単に購入見込みのお客様を見つけられます。
STEP3.自力で集客できるようにする
占いの会社に所属して実績ができたら、最後のステップは、自分自身で徐々に集客できるようにしていくことです。
占いの会社は売れるノウハウの提供や集客の代行をしてくれますが、その反面手数料という形で鑑定料の50%程度を徴収します。
たとえば、あなたが60分の占いをして9,000円の鑑定料をお客様から受け取ったとすると、4,500円分が占いの会社に徴収されてしまいます。
占いの会社の仲介がなければ、お客様と直接契約できるので、この9,000円分が全てもらえます。
そのためには、占いの会社が行ってくれる集客を、徐々に自らできるようにしていきましょう。
この点に関して、以下で2つの方法をお伝えしていきます。
自らサイトを作って集客する方法
これまで難しいとされてきたサイト制作も、今ではワードプレスといったサービスを使えば簡単に制作ができます。
慣れるまではサイトの立ち上げに数時間掛かりますが、慣れてしまえば1時間で終わるほど簡単になっています。
ちなみに西川のスピリチュアルマスターアカデミーのサイトもワードプレスで制作しているので、デザインに凝ろうと思えばいくらでも凝れますよ。
とはいえ、最初からワードプレスとなると、サイトでどのように集客すればいいかがわかりづらいので、まずはアメブロなどのサービスを使ってみてもいいでしょう。
Web広告を使って集客する方法
ある程度資金に余裕がある方はWeb広告を使ってみてもいいでしょう。
Web広告を打ち、サイトのページに誘導することで運用がうまく行き、広告費用よりも売上のほうが大きくなる可能性があります。
もちろんサイト制作と違いお金を掛け続ける必要はありますが、運用がうまく行けば、どんどんお金が貯まり、サイト制作を外注することも可能です。
占い師としてリスクゼロの起業を目指すには
ここまで占い師で起業するためのステップを3つ紹介しましたが、さらにリスクをゼロにして起業したいなら次の注意点を守ってください。
- 副業からスタートしてみる
- いきなり店舗を構えて固定費を上げない
- お客様を集める技術を学ぶ
それでは注意点を見ていきましょう。
副業からスタートしてみる
専業の占い師としての起業を本気で目指してみるというのもおすすめですが、リスクを少なくしたいなら副業からスタートしてみるといいでしょう。
というのも、占い師デビューしてもすぐに仕事が割り振られる訳ではなく、自ら仕事を獲得しにいかなければならないからです。
占い師は雇われて働くのではなく、自ら動いてお客様を獲得する仕事なので、本業の傍らで「どうお客様を集めたり、実績を上げたりすればいいか」を学びながら仕事をするのがベストです。
副業でできる占い師アプリ
西川が本業で占い師(スピリチュアルカウンセラー)となった時代に比べて、最近では副業でもできる占い師のアプリが多数あります。
具体的な例をお伝えすると次のとおりです。
- LINE占い
- Stella
- ココナラ
それぞれの特徴をお伝えします。
LINE占い
LINE占いはスマートフォンアプリのLINEで展開されている占いサービスです。
日本のスマホユーザーのほとんどが加入しているといっても過言ではないLINE上でさまざまな占いが登録されており、集客力は抜群といえるでしょう。
ただし、次に紹介するアプリのStellaと同様に、アプリを利用するからこそ手数料が高いといった問題もあります。
Stella
Stellaはスマートフォンアプリとして配信されている占いアプリです。
Stellaも占い好きの方の間では非常に有名なアプリなので、LINE占いと同様に集客には困らないでしょう。
それにチャットを返すだけで報酬がもらえるので、気軽な副業に向いています。
先ほどもお伝えしたように、LINE占いと同様、手数料が高い点には注意が必要です。
ココナラ
占いアプリにはたくさんの種類がありますが、ココナラは占い専門の集客を行っている訳ではなく、デザインや動画編集などのスキルを生かしたサービスを自らが出品できる場所を提供しています。
運営側に負担が掛からないことから、通常50%程度の手数料を徴収される占いの会社・アプリと違い、ココナラは20%程度の手数料で済みます。
ただし、お客様とどのような占いをするかについては占い師がお客様と直接やり取りするので、通常の占いアプリと比べたら難易度は上がるでしょう。
いきなり店舗を構えて固定費を上げない
リスクゼロで占い師起業を目指すなら、いきなり店舗を構えたり、どこかの場所を借りたりして固定費を上げないようにしましょう。
固定費とは毎月必ず一定額掛かる費用のことで、土地代や賃料、建物代などが含まれます。
Webの技術が発展していない昔であれば、店舗を構えることも効果はありましたが、現在では次に紹介するWebでお客様を集める技術を最初に学んでいったほうがいいでしょう。
お客様を集める技術を学ぶ
オフラインでお客様を集客する技術があるように、オンラインでもお客様を集客する方法はあります。
- Web広告
- SNS広告
- TikTok・Instagram・YouTube
- Webサイト
冒頭ではWebサイトの制作をおすすめしましたが、上記にあげた複数の集客方法を使ってはいけないというルールはないので、できるだけ多くの集客手段を使ってみてください。
たとえば、Webサイトを制作しておいて、TikTokやInstagram、YouTubeで面白い占いの動画や画像(これらをコンテンツといいます)を作り、Webサイトに誘導するといったことも可能です。
このように1つのコンテンツを複数のWebサイトやアプリに投稿すれば、集客力も自然とアップします。
占い師として起業して成功する方の特徴
ここまで占い師としての起業をリスクゼロで行う方法をお伝えしてきましたが、起業が成功する方の特徴は次のとおりです。
- Webでの集客方法を知っている
- 実績を作るためには低い鑑定料でも仕方ないと割り切れる
- 当たる占いができるようになっている
より詳細に解説していきます。
Webでの集客方法を知っている
占い師の起業で成功する方の特徴の一つ目は、Webでの集客方法を知っていることです。
どんなビジネスでも新しいお客様が商品やサービスを購入してくれれば、活動は続いていきます。
そのため、今最も人々が利用しているWebの機能をうまく使える方は、占いでも成功しますし、どんどん規模を拡大できるでしょう。
ただ、Webでの集客を専門的に行える占い師の方はほんの一握りなので、占い師を副業でこなしながらWeb集客を学べば十分追いつけます。
実績を作るためには低い鑑定料でも仕方ないと割り切れる
Web集客を成功させるためには、あなたが提供する占いが当たるという口コミがなければなりません。
もちろん口コミがなければ、1時間9,000円といった値段では売れないでしょう。
占いは形のないサービスなので、お客様が信頼できる占い師かどうかを判断するには、「この人に依頼すれば当たる!」という証明になる口コミが必要です。
ですから、最初期はどうしても安価な鑑定料で当たる占いをしていかなければなりません。
たとえば、電話占いで1分あたり50円の鑑定料でさえ、もらえないのも当たり前です。(売れっ子になると200円程度いただけます。)
このように実績を作れば、その後時給はぐんぐん上がると確信を持ちながら、「最初は仕方ないな」と割り切れる精神も大切です。
当たる占いができるようになっている
実績を作るためには当たる占いができるようにならなければなりません。
「当たる占い?占いってただ結果を伝えるだけじゃないの?」と疑問に思うかもしれません。
ただ、当たる占いは、お客様の悩みを明確に探り当てて、何をするべきなのかを細かく指示することが根幹にあります。
- A占い師「恋愛運は結構好調ですね。いい感じです。」
- B占い師「恋愛運は結構好調ですね。であれば、もう少し合コンに顔を出せばいい出会いが見つかるかもしれませんね。合コンではこんな風に振る舞ってみてはどうですか?」
このように、お客様が望む結果を手に入れるための行動まで指示してあげるB占い師の占いは、最終的にA占い師よりも当たる確率は数倍になっているはずです。
この点に関しては、無料講義動画のELコーチングで取り扱っていますので、概要を知るためにも見てみてください。
占い師として起業するときによくある質問
占い師として起業することを西川も勧めていますが、やはり起業するとなると不安がつきまとうものです。
そこで生徒の皆さんから寄せられる、占い師の起業に関するよくある質問に回答していきます。
- 占いは何を選んだらいいですか?
- 占い師として就職からスタートすべきですか?
- 個人事業主か法人化かどちらを選べばいいですか?
- 結局売れる占い師になるためにはどうしたらいいですか?
占いは何を選んだらいいですか?
西川が思う占い師(スピリチュアルカウンセラー)として最初に取り組むべき占いの1つにカードリーディングがあります。
主にタロットと呼ばれるものですが、占い方は複数ありますしカードの種類もたくさんあります。
スピリチュアルマスターアカデミーでは、カードリーディング用のカードを開発し、独自の占い方法をお伝えしているので、気になる方は以下の動画で概要を掴んでみてください。
占い師として就職からスタートすべきですか?
占い師に本気でなりたいと思う方のなかには、もともとの仕事をやめて占い会社に就職することを考える方もいます。
もちろん西川のように本業として占い師を目指すのもいいのですが、占い師は歩合制なので、リスクを嫌う方はまずは副業からスタートしてみましょう。
個人事業主か法人化かどちらを選べばいいですか?
占い師で起業するとなると形から入る方もいらっしゃるのですが、個人事業主か法人化かはどちらでも大丈夫です。
それよりも占い師は、まずあなた自身が売れる必要があるので、あえてお伝えするなら先に個人事業主の登録だけしておいてもいいでしょう。
法人化は占い師として年収500万円くらいを超えてきたあたりから考えれば十分です。
結局売れる占い師になるためにはどうしたらいいですか?
売れる占い師になるためには、次のステップを繰り返すことです。
- お客様を集める
- リピーターになってもらうために全力で占う
- 毎月リピーターのお客様と会話する
この繰り返しで、毎月たった3人のリピーターを獲得してみてください。
占いが1時間1万円として毎月リピーターのうちの80%の方が占いに来てくれたら、1年後には年商300万円を超えますし、2年後には600万円を超えます。
繰り返しになりますが、上記のステップに従って、毎月3人の大切なリピーターをどんどん獲得していくだけです。
占い師で起業するのは簡単!
占い師で起業するのは、極論を言ってしまえば、占いの会社に所属すれば誰でも簡単にできます。
ただ、そこから本当に稼げる占い師になるためには、売れるノウハウを占いの会社で学びながら、自力で集客できるようになることが必要です。
集客と聞くと「占いと関係ないのでは?」と思われがちですが、本気で占いを続けていくためには、きちんとした集客技術を学ばなければなりません。
西川が主催するスピリチュアルマスターアカデミーでは、これらの集客技術についても詳しくお伝えしているので、まずは気軽な体験セミナーを受けて感触を試してみてください。