「レイキがなかなか上達しない！」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。レイキは感覚的な要素が大きいため、慣れないうちはコツがわからず難しいかもしれません。レイキを上達させる方法や、セルフでヒーリングを行うコツについて今回はお話しします。レイキをマスターしたい、セルフでできるようになりたいという方はぜひご覧ください。

◾️レイキとは？

レイキは日本で生まれたヒーリングの一つで、明治時代に臼井甕男（ウスイミカオ）という人物が広めました。レイキとは「霊気」と書き、「霊」（霊的な、神聖な）と「気」（エネルギー、生命力）を意味する高次元のエネルギーです。ヒーラーが高次元の存在や宇宙とつながり、そこから得られるエネルギーを患者の体に直接手を当てたり、手をかざしてヒーリングを行います。レイキは医療行為ではないため病気を根本から治せるものではありません。しかし一部の病気や体の痛みが治ったという報告があり、メンタルの不調改善やストレスの緩和にも効果があると言われています。レイキは日本だけでなく海外でも注目されており、スピリチュアル界隈だけでなく医療機関が病気の治療のサポートとして利用している国もあるほどです。

 

◾️レイキのメリット

 

レイキのメリットをいくつかご紹介します。まず一つ目は、ストレスの軽減とリラックス効果です。レイキを行うと体がリラックスして、ストレスをやわらげます。レイキは感情のバランスを保つのにも効果があります。リラックス効果で心が安らぎ、感情を安定させるのです。レイキにはインナーチャイルドを癒す効果もあり、心のトラウマやネガティブな感情を受け入れることでポジティブな気持ちを取り戻せるため、幸福感が増して自己肯定感が高まることもあります。

レイキは心身のバランスを整えるのにも役立ちます。エネルギーを扱うため敏感になり、体内のバランスを整えて生命エネルギーの流れをスムーズにするのです。

自己成長もレイキの大きなメリットです。レイキは自分と向き合うことが重要で、気づきを促し内面を成長させます。自分自身をより深く知ることで直感力や洞察力が高まります。

◾️レイキヒーリングのやり方

レイキは、周囲の雑音や邪魔が入らない静かな場所で行います。座るか横たわるか、リラックスできる姿勢をとりましょう。背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスします。深呼吸を数回行い、心身を落ち着かせてください。吸う息と吐く息に意識を集中させましょう。両手のひらをこすり合わせて温め、エネルギーが手のひらに集まるのを感じます。このエネルギーを、特定の部位に手を当てたりかざしてみて、じんわり温かくなったりしびれるような感覚があれば成功です。各部位に手を当てる時間は5〜10分程度を目安にしてください。自分が心地よいと感じる時間を調整しても構いません。エネルギーが体内を流れるイメージを持ちながら、リラックスして受け入れましょう。

 

 

◾️レイキを当てる場所と効果

頭部にレイキを当てると、頭痛やストレスの軽減に効果的です。両手のひらを額に軽く当てて、頭全体をリラックスさせます。また、頭頂部に軽く当ててもいいでしょう。胸部は、心臓や呼吸器に関係する部分です。両手のひらを胸の中央に当て、心を落ち着かせます。また、手を下腹部に当てると消化器系のバランスを整えるのに効果的です。脚部は、疲労回復や血行促進に効果的です。手を膝や足に当てます。

◾️レイキがなかなか上達しない理由

レイキがなかなか上達しない理由はいくつかあります。自分が当てはまっていないかチェックしてみましょう。

―リラックスできていない

「レイキをする上で一番重要なのはリラックスすること」と言ってもいいほど、重要なポイントです。レイキは施術者がリラックスしている状態で最も効果的にエネルギーが流れます。リラックスできずに緊張していると、エネルギーの流れが阻害されてしまいます。

―自分の心にブロックがある

高次元の存在と繋がろうとしても、自分の心にブロックがあるとうまく繋がれません。高次元の存在を無意識に怖いと感じていたり、繋がることに抵抗感がある場合はうまくリラックスできないためです。もしくは「レイキってなんだか怪しい…」という深層心理が働いているのかもしれません。

―焦ってしまう

「リラックスできない」と共通しますが、レイキがうまくできないと「自分は成長できていないのでは？」と、焦りからネガティブな感情を抱いてしまいがちです。しかし焦ってしまうと深層心理で感情が邪魔をするため、上達が遅れることがあります。自身の成長に対してポジティブなマインドセットを持ち、焦らずに楽しむことを心がけましょう。自分のペースで進むことが大切です。

―練習不足

単に練習不足の可能性もあるでしょう。レイキの技術は、継続的に練習をすることで向上します。練習が不定期であったり回数が少なかったりすると、上達が遅れることがあります。レイキはエネルギーの扱いに慣れていないと一朝一夕に習得するのは難しいものです。

 

◾️セルフでレイキを上手に行うコツ

セルフでレイキを上手に行うコツをお伝えします。

―リラックスできる環境を作る

セルフレイキを効果的に行うためには、リラックスできる環境を整えることが重要です。静かな場所を選び、周囲の雑音や邪魔が入らないようにしましょう。照明を落とし、リラックスできる音楽や自然の音を背景に流すと良いですね。また、アロマオイルやお香を使って、心地よい香りを漂わせることも効果的です。快適な姿勢で座るか横たわり、心身をリラックスさせる準備を整えます。レイキの誘導瞑想の音声を流してもいいかもしれません。ご自身がリラックスできると思う環境を作ってみてください。

―ひたすら自分と向き合う

自分の心にブロックがあり、レイキがうまくいかない場合は、ひたすら自分と向き合いましょう。怖いと感じたり、違和感がある場合はなぜそう思ってしまうのかを自問自答します。紙に自分の感情を書き出してもいいでしょう。自分の深層心理を理解することでよりエネルギーの流れに敏感になり、レイキを行えるようになります。

―レイキに対する知識を深める

レイキの効果を最大限に引き出すためには、レイキに対する知識を深めることが重要です。レイキのエネルギーの流れや、イメージ方法について学びましょう。書籍やオンラインコースを利用してもいいかもしれません。レイキの基本的な概念から高度な技術まで幅広く学ぶことができるでしょう。また、レイキのコミュニティや勉強会に参加して情報交換を行うと、自分がなぜうまくできないのかが客観視できるようになるかもしれません。

―何度も練習する

 レイキは、繰り返し練習することで上達します。初めは効果を感じにくいかもしれませんが、継続して行うことで次第にエネルギーの流れを感じられるようになります。毎日の短い時間でも構いませんので、定期的にセルフレイキを実践する習慣をつけましょう。練習の中で、自分にとって最も効果的な方法を見つけることが大切です。

◾️まとめ

いかがでしたでしょうか。レイキは高次元の存在と繋がるヒーリングのため、難しいと感じる人も多いと思います。しかしコツを掴めばそこまで難しいものではありません。レイキがセルフでできるようになると、いつでも自分をリラックスさせたり体を浄化できます。ぜひセルフレイキを習得して、毎日を健やかに過ごしてみてください。