男女を問わずパワースポットめぐりが人気を集めています。
「幸運を引き寄せたい」「縁結びの願掛けをしたい」など、パワースポットを訪れる目的はさまざまです。中には、単なる観光地として訪れる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

もし目的があってパワースポットを訪れるのであれば、願掛けに適した条件というものがあります。
スポットごとに日時などの利用制限がある場合も少なくないですが、ここでは最も見落とされがちなポイント、パワースポットを訪問する際の「服装」について考えてみましょう。

基本の服装はどんな服？

まず、パワースポットがなぜ力のある土地であるのかを認識しておいて下さい。
基本的にパワースポットは神聖な場所です。
神様のそばに近づくのですから、失礼のない服装を心がける必要があります。

基本

・清潔に整えられた衣類であること
・過剰に肌を露出したりしないデザインであること
・失礼に当たらないものであること
※ご神域内での帽子、サングラスなどは失礼に当たります
※サンダル、ノースリーブ、ラフすぎる服装もなるべく避けましょう

基本に叶っていれば、ジーンズやジャージなどの普段着でも構いません。
この上に、訪問する土地に対応した事前準備をおすすめします。というのも、多くのパワースポットは山や渓谷など、自然環境の影響を顕著に受ける立地にあります。
訪問するまでに山登りが必要であったり、季節によっては雪に埋もれたりする行程になるので、基本を押さえた上で動きやすい服装や荷物であることが重要なのです。

事前準備

・地図
・数珠
・上着
・雨具
・記録媒体（カメラ・手帳・ご朱印帳など）

山の上などでは天候が急変することがよくあります。コンパクトに携帯できる雨具、防寒具を必ず用意しましょう。
また、場合によっては案内板がないパワースポットもあるので、道に迷わないように地図も必須です。スマートフォンのGPSで位置確認しながら進めば案内板も地図も必要ないと思われるかもしれませんが、電池切れなど不測の事態がいつ起こるとも限りません。
動きやすいようにパンツスタイルを前提として、トータルでコーディネートしてください。
参拝する時のお数珠は、訪問先がお寺である場合には大切なアイテムです。

パワースポットを訪問する際には、まずそこがどんな性質の場所なのか事前にしっかり下調べしてから赴きましょう。
お寺と神社では参拝の流儀も異なりますから、報じられている神様のお名前や、その土地ならではの決まりを前もって把握しておく必要があるのです。
なお、防寒具や雨具、地図などの持ち物はリュックなどにひとまとめにして、両手を自由に使えるようにしておくことをおすすめします。