世の中には「お金に好かれる人」と「お金が寄り付かない人」の対比があります。
これは単に収入の多寡では比較できません。収入額は大きいのに一銭も残らない人物。あるいは、月々さほど収入はないのに着実に蓄財している人物もいるからです。
では、なぜそのような現象が起こるのかというと、風水の世界では運気の流れで分析して考えます。

お金に好かれる人は良い財運の流れを身に着けており、逆に、お金に縁がない人は財運が滞る状況に身を置いていると見ていいでしょう。
財運はあらゆる「気」に通じる根源的なエネルギーでもあります。これが滞れば人生そのものがマイナスの方向に陥りかねません。ぜひ生活環境や生き方を見直して、運気の流れを整えてください。それが豊かな生活を目指す具体的な方法になるはずです。

財運の流れを引き寄せる風水術、その進め方

風水というとラッキーアイテムや風水グッズ、開運アイテムを思い浮かべる方が多いかも知れませんね。しかし、本来の風水術はそのように単純なものではありません。
最初にするべきは「掃除」です。あるいはインテリアの見直し、室内の大型家具の配置換えなど。
運気は家の玄関から入って家じゅうの部屋を回り、最後に北側の角へと溜まるもの。
床に埃が貯まっていたり、水回りに嫌な臭いが染みついていたりすれば運気は濁り、財運が弱くなるのです。また、インテリアの配置も重要で、運気の通る「通路」や、室内の角を塞ぐように重量のある家具が置かれていると、「財運」の居場所がなくなってしまいます。

金運の大元である運気は「居心地のいい場所」に落ち着く性質があり、また、金運（財運）は少しひんやりとした清潔な部屋の隅が大好きです。
きちんと家じゅうを掃除した上で、足の高い家具を配置してクールなカラーを配色したり、あるいはアクアリウムを置いたりするなどの工夫がおすすめ。
また、運気を呼び込む玄関と、家の中の北側にもインテリアでは気を使いたいところです。

財運の行き着く「北側の角」と玄関には？

玄関は人の出入り口であるとともに気を呼び込む扉でもあります。運気が好む清浄な空間であることは前提として、次には運気を積極的に呼び込む配色やアイテムが必要です。
近年では邪気を除けるとされている針葉樹の観葉植物や、和やかな縁を広げる広葉樹の観葉植物に人気があります。
ただし、玄関に置くのであれば葉が上向きに生えるものを選びましょう。もちろん、家の中に配置する場合にも同様です。下向きに葉が生える観葉植物は運気の低下を招きます。
常緑樹ならば「エバーグリーン」として、途切れない力を添えてくれるはず。
また、室内の北側には出世魚のモチーフや、イメージカラーを配置すると運気が上昇すると言われています。このほかにも風水術は生活習慣や身に着けるアイテムにまでおよびますが、まずはこうしたところから始めることをおすすめします。