「占い師になるにはどのような素質が必要なの?」
「占い師に向いている人の特徴を知りたい!」
このようなお悩みを抱えている方もいるでしょう。
占い師と聞くと、霊能力や超能力といった先天的な能力が必要だと勘違いしがちです。
しかし、多くの方が占い師に向いている素質を持っていることは知っていますか?
当記事では占い師になるための素質や特徴をチェックリスト形式でお伝えしていきます。
簡単なQ&Aで資質診断を行いたい方は、以下のページからどうぞ。
目次
占い師になるには素質が必要なのか?
占い師になるには素質が必要なのは当然として、どのような素質を持っていれば成功できるのかというと、ヒューマンスキル(ソフトスキル)が主でしょう。
というのも、占い師の仕事はお客様との対話(鑑定)がなければ報酬が発生しないからです。
仮にヒューマンスキルがなければ、新規のお客様が鑑定に来てもリピーターにはつながらないでしょう。
上記の点から、占い師になるためには人が誰しも持っているヒューマンスキルが土台になっていると考えてください。
占術のスキルは練習次第で向上可能
とはいえ、占い師になるには霊能力やサイキック能力、超能力が必要ではないかと疑問に思う方もいるでしょう。
これらの能力があることに越したことはありませんが占い(占術)スキルは練習次第で向上が可能です。
そのため、占い師になるためには先天的(霊能力やサイキック能力)な能力よりも、あなたがどのように生きてきたのかという後天的(ヒューマンスキル)な能力のほうが重視されます。
占い師のスキルよりも人間的なスキルのほうが大切になる場面も多い
占い師としてのスキルよりも人間的なスキルのほうが大切になる場面を想定すると次のようなシチュエーションです。
お客様「これからどう生きていくのかを占ってください」
占い師「どう生きていくのかというと、あなたは幸せになりたいということですか?」
お客様「今はとにかく生活がカツカツなので、これからお金を稼げるかどうかをまずは知りたいです。」
最初にお客様は「どう生きていくのか」というぼんやりとしたことを占ってほしいと依頼しています。
しかし、よくよく聞いていくと「お金を稼げるか」という金運の占いをしてほしいというニーズがあることがわかりました。
このように、相手から本当に占ってほしいと感じていることを引き出す能力は、占術や占い師のスキルというよりも、後天的に身につくコミュニケーション能力、つまり人間的なスキルがベースになります。
占い師に向いている素質と性格チェックリスト9選
占い師に向いている素質の大本命は「ヒューマンスキル(人間的なスキル)」でした。
とはいえ、その他にも占い師が向いていると感じられる素質や性格があるので、チェックリストにまとめていきます。
コミュニケーション能力が高く人と話すのが好き
占い師に向いている素質と性格の一つ目は、ヒューマンスキルにも関係することですが、コミュニケーション能力が高く人と話すのが好きなことです。
この素質は占い師を仕事にする上で不可欠なものなので、あなた自身が持ち合わせているかを確認しましょう。
コミュニケーション能力が高く人と話すのが好きというのは、相手の話を聞いた上で、相手が思っていることを言葉にしてあげられることを指します。
この能力が高ければ高いほど、お客様はあなたの言葉を聞きたくて鑑定に何度も足を運んでくれることになるでしょう。
霊能力(霊感)がある・感受性が強い
また霊能力があったり、感受性が強いというのも素質の1つといえます。
というのも、霊能力や超能力に最初から目覚めていれば訓練期間を大幅に短縮して、プロ占い師デビューに最短で届くからです。
訓練が必要な方と訓練が必要でない方であれば、圧倒的に後者のほうがスタートラインが前になるのはわかりやすいでしょう。
先ほどお伝えしたように、そもそも霊感が備わっていることは必須の条件ではありませんが、あるに越したことはないという点も押さえておきましょう。
ただ、霊能力がある方でも正しい訓練を受けなければ間違った知識をお客様に伝えてしまう恐れもあるため、占いスクールに通ってプロから講義を受けることも視野に入れてください。
人を幸せにしたいと感じる
人を幸せにしたいと常に感じている方も占い師になるための素質があると感じていいでしょう。
目の前のお客様を幸せにしたいと感じられるかどうか、つまり目の前の方のことを真剣に考えられるかは資質が試されます。
あなた自身が幸せになればそれでいいと感じる方も世の中には多く居て、人の幸せを願える方は少数派です。
ですから、あなたがもう既に人を幸せにしたいという感覚を持っているなら、占い師になる素質があると思ってください。
中立な立場で相手に引っ張られない
また人を幸せにしたいという思いを強く持っているなら、相手のためを思って中立でいられるかを確認してみましょう。
というのも、占い師として仕事をするなら、お客様の声に耳を傾けながらも常に中立な立場で行うべき占いを決めていく必要があるからです。
たとえば、お客様が新しい出会いを探したいと思い占いに来たとしても、相談を受けるうちに「身近な人に運命の人がいる」とわかったときには、身近な人との相性や今後の運命を占うといったことが考えられます。
お客様「新しい出会いで運命の人を探したいんです。でも、周りの人でもよくしてくれる人はいるんですよね」
占い師「周りの人でもよくしてくれる人とはどんな人でしょうか?」
お客様「私のことを第一に考えてくれて、すぐに行動してくれる人です。でも、あまりぱっとしなくて…」
このようなときにお客様にとって最良の運命の人は、どのような人かを見極めて「外に出会いを求めるのか」、「今いる良くしてくれる人との運勢を占うのか」を決める必要があります。
仮にお客様の立場にひきずられてしまうと、「外の出会い」しか占えないので、中立性は大切です。
ですから、人の幸せを願いながらも中立をたもてる方は素質ありと考えられます。
人の話し方・見た目の変化に気づきやすい
占い師の素質の1つには、人の話し方や見た目の変化に気づきやすいというのも含まれます。
鑑定をするのはあくまで人なので、同じ言葉を口から出していても話し方や見た目の変化でポジティブな意味でいっているのか、ネガティブな意味でいっているのかは変わります。
たとえば、次のような言葉とシチュエーションを考えてみましょう。
Aさん「〇〇さんが運命の人です」(目を輝かせながら、ハキハキと話す)
Bさん「△△さんが運命の人です」(目が泳いでいる、自信なさげに話す)
これらはわかりやすい例ですが、Bさんのほうは「本当に△△さんは運命の人なのかな?」と疑問や不安を感じていると考えられます。
あくまで極端な例を出しましたが、実際の鑑定ではこれらの情報にくわえ、ちょっとした仕草や行動、声のトーンからも本当にお客様が悩んでいることを見抜かなければいけません。
そのため、日常生活で人の変化にすぐ気付ける方は、占い師の素質があると考えられます。
カリスマ性があり人の行動を変えられる
ちなみにカリスマ性があって人の行動を変えられる方も、占い師の素質ありです。
占い師の鑑定結果は、お客様が行動に移さなければ鑑定結果通りにはならないものです。
たとえば、「運命の人はいつもと違う場所にいるはず」という鑑定結果がでたとしても、お客様が一向に部屋に閉じこもっていたら鑑定結果はどうなるでしょうか。
もちろん火を見るより明らかに、占いが外れてしまう結果になるでしょう。
このように占いで運命を変えるためには、お客様自身の行動を変えなければならないことがたくさんあります。
とすると、人の行動を簡単に変えられるカリスマ性は占い師としての大きな武器になるでしょう。
ポジティブ思考ができる
ポジティブ思考ができる方も占い師になる素質を秘めているといえるでしょう。
どのような起業方法でも当たり前ですが、働きはじめは辛いことや理不尽だなと思うことがたくさんあります。
たとえば、新規のお客様が一日誰も来ず、リピーターのお客様も予約がなかったという日があったとしましょう。
その際に、「今日は誰も来なかったから不運だな」と思うよりも「今日はお客様が来なかった分、他の仕事を進められた」とポジティブに考えられるかで物事の見え方や行動の仕方は大きく変わります。
このように何事もポジティブに捉えられるのは、才能・素質の1つといえるでしょう。
知的な好奇心が強い
占い師の仕事を進めていく上で知的な好奇心が強いという素質を持っていると、技術を高めるのに役立つでしょう。
というのも、占術には得手不得手があり新しい知識や技術を身につけていかなければ、他の占い師の方に遅れをとってしまうからです。
仮に西洋占星術メインで活動されていると、統計的に長い目で見たときの運勢は占えますが、今日・明日といった近い未来の正確な占いを高い精度で行うことは難しいでしょう。
これは西洋占星術が命術と呼ばれる占いのカテゴリーに属しているという理由からですが、他の占いも組み合わせて遠い未来と近い未来両方を占えるとお客様の多様なニーズを満たせます。
1つの占術だけにこだわらずいいと思った占術は積極的に学んでいく必要があるため、知的好奇心も占い師にとって必須の素質といえるでしょう。
ちなみに当協会では、一回目の講座で朴術と命術両方を占えるようにします。
その講座内容がすぐわかる動画を無料配布しているので、ぜひ参考にしてみてください。
カードリーディング(朴術)と数秘術(命術)の講座内容を確認してみる
人生経験が豊富で提案型の悩み相談ができる
人生経験が豊富な上にお客様の要望に沿った提案ができる方は占い師に向いているといえるでしょう。
占い師は占いがメインではなくお客様の悩み解決をすることが求められるので、時には占いではなく人生経験をベースにした相談業務をメインにすることもあります。
たとえば、いつも心地良い言葉を使っていたらいい出会いを引き寄せた事例といった、実体験にもとづく体験談をお客様に伝えると、「この人は占いだけじゃなくて、何でも知ってるな。他のことを教えてもらうためにまた来よう」となるはずです。
あくまでお客様は悩みの解決を目指しているので、ときには人生経験が生きてくる場面もあります。
ですから、セカンドキャリアとして占い師を目指すのは遅いかもと考えている方も、人生経験を活かせる場なのでぜひチャレンジしてみてください。
占い師に向いている素質があったら売れるようになろう!
ここまで占い師に向いている素質のチェックリストを紹介してきました。
9つのチェックリストから、あなたはどれだけの項目をチェックできたでしょうか。
人が好きと感じている方は、ほとんどの項目で「当てはまるかも!」と感じたかもしれません。
であれば、占い師の能力をもっと高めるためにはたくさんのお客様と出会い、経験を積んでいくほかありません。
上記の意味で、占い師としての素質を持っているのなら、占術などの占い師スキルだけでなく、お客様を集める技術も必要になってくるでしょう。
売れる占い師になるには独学で勉強するだけではダメ
占い師になろうと考えた方が最初に思いつくのは、「独学で費用を掛けずに勉強してみようかな」ではないでしょうか。
もちろん占い師になるための独学でもいいのですが、独学では占術のスキルは向上できてもお客様を集める技術まで学ぶことは難しいでしょう。
売れっ子占い師になるためには、新規のお客様を見つける技術もあわせて学ばなければならないので、一番効率がいい方法は占いスクールに通うことだと考えてください。
占い師の素質に関するよくある質問
最後の項目では、占い師の素質といったトピックで西川がよく聞かれる質問に回答していきます。
具体的な内容は以下のとおりです。
- 占い師になる勉強や独学はどのようにすればいいですか?
- 占い師に向いている方の特徴を教えてください
- 占い師になるには学校に通うべきでしょうか?
それぞれ解説します。
占い師になる勉強や独学はどのようにすればいいですか?
占い師になる勉強や独学の方法の流れは次のとおりです。
- 占術を学ぶ
- 実践の場で占いを試す
- 占いの結果を知り修正をする
上記の流れを何度も繰り返していくと、技術力がアップしていくでしょう。
特にインプットばかりしていると、技術ばかりを身につけてしまい接客スキルなどのヒューマンスキルをないがしろにしてしまいがちです。
そのため、なるべく実践経験を豊富にし鑑定できる占い師を目指しましょう。
占い師になるための独学・勉強方法は以下の記事で解説しているので、参考にしてみてください。
占い師に向いている方の特徴を教えてください
占い師に向いている方の特徴は、職業経験やヒューマンスキルをあわせて紹介すると以下のとおりです。
- 高額商品の販売をしたことがある人
- 話好きではなく相手の話を聞ける人
- 人間が好きな人
占い師の鑑定料は1分あたり100円からが相場になっていて、一般的に高額であると考えられます。
そのため、お客様のことを真剣に考えられる方やそもそも高額商品を売った経験のある方などが占い師に向いているといえるでしょう。
なお、占い師に向いている方の特徴は以下の記事で詳しく解説しています。
占い師になるには学校に通うべきでしょうか?
占い師になるにはスクールや学校に通ったほうが効率よくプロデビューできます。
というのも、きちんとしたスクールであればお客様を集める技術まで講義内容に含まれているからです。
仮に占いの技術だけで高額な費用を請求してくるスクールがあれば、絶対に通うのは止めておきましょう。
当協会でもスクールを運営していますが、占い師としてのブランディング方法や集客をどのように行っていくかまで、最上級のコースではお伝えしています。
売れる占い師の素質を持った方はスクールに通って集客を学ぶべき
今回の記事では占い師になるための素質について詳しく解説してきましたが、あなたはどれだけ当てはまりましたか?
チェックリストといっても、全部が全部当てはまっていなければならないということはなく、冒頭でお伝えしたとおり「ヒューマンスキル」さえあれば占い師になることは可能です。
とはいえ、素質があったからといってすぐに占い師になれるわけではなく、占術のスキルを身につけてプロデビューしお客様を見つける必要があります。
特にお客様を見つけるというのも1つの技術なので、スクールに通って実践しながら身につけていきましょう。
詳しくは以下の記事にまとめているので参考にしてみてください。