「スピリチュアルカウンセラーになるためには、どんな方法があるの?」
こんなお悩みを抱えている方も多いでしょう。
スピリチュアルカウンセラーになるには、大きくわけて独学とスクールに通うといった2つの方法があります。
それに加えて、資格を取るべきかどうかもわからない方は多いでしょう。
今回の記事では、現役スピリチュアルカウンセラーである西川が、カウンセラーになるためにはどうしたらいいかを詳しく解説していきます。
目次
スピリチュアルカウンセラーになるには?
スピリチュアルカウンセラーになるためには、次の3つのステップを踏む必要があります。
- 修行・学習をする
- スピリチュアルカウンセラーとして働き始める
- カウンセリング以外の時間を省く
それぞれ解説します。
STEP1.修行・学習をする
スピリチュアルカウンセラーになるための方法の一つ目は、修行と学習をすることです。
スピリチュアルの力は、あなた自身の目には見えても、お客様の目には見えない可能性が高いので、「なぜ、そうなるのか」を理論的に伝えてあげる必要があります。
仮に独学で修行・学習しても、対話している霊的世界が何なのかをうまく言語化するのは相当困難です。
ですから、独学せずに、できるだけ現役のスピリチュアルカウンセラーが霊界について科学的(体系的)に教えてくれる学校やスクールに通ったほうがいいでしょう。
修行や学習の方法をより詳しく知りたい方は次の記事を読んでみてください。
STEP2.スピリチュアルカウンセラーとして働き始める
修行と学習が完了したら、スピリチュアルカウンセラーとして働き始めます。
どれだけ技術を磨いても、カウンセラーとして収入を得るためにはお客様と真摯に向き合っていかなければなりません。
ですから、技術を習得したらすぐに職場を探し、まずはノウハウを教えてもらいながら働き始めましょう。
スピリチュアルカウンセラー資格は民間資格なので、なくても働き始められますが、デビュー当初は資格があるからという理由でお客様も来られるので、取得しておいて損はありません。
STEP3.カウンセリング以外の時間を省く
スピリチュアルカウンセラーとしてデビューすると、当初はDMやメールなどさまざまな方法を用いてお客様を集める必要があります。
しかし、お客様を集めるために時間を使いすぎていたら、カウンセリングに集中できません。
カウンセリングに集中できない=スピリチュアル能力の低下が考えられるので、集客ばかりに気を取られるのではなく、セッションに集中できるようにリピーターを獲得していきましょう。
スピリチュアルカウンセラーになったら集客に時間を掛けすぎない
先ほどスピリチュアルカウンセラーになったら集客に時間を掛けすぎないようにするといった話をしましたが、どのように時間を削減していくかというと、まずはカウンセリングセッションに集中してリピーターを増やしていきます。
たとえば、毎月3人のリピーターを獲得していくと、年間で36人が毎月来てくれるお客様になります。
毎回1時間のカウンセリングを受けてもらえるとなると、36人なので36時間、つまり1日8時間・週に5日働くとして、約1週間(40時間)はお客様に困りません。
このようにして、3年後には1ヵ月間、新規集客をしなくてもお客様に溢れた状態になるのが、スピリチュアルカウンセラーとしてベストな状況といえるでしょう。
スピリチュアルカウンセラーになるには素質が必要?
ではスピリチュアルカウンセラーとしてリピーターを獲得していくためには、スピリチュアル能力が人よりも優れていなければならないのかというと、そうではありません。
逆にカウンセラーとして収入を得ていくためには、次のような人間的なスキルが必要です。
- 接客能力は必須
- リピーターを集める能力
- お客様の課題解決能力が一番見られる
それぞれ解説していきます。
接客能力は必須
スピリチュアルカウンセラーで収入を得ていくためには、まず接客能力が必須です。
というのも、お客様は1時間あたり1万円程度の支払いをする必要があるからです。
たとえば、1時間1万円(時給換算で1万円)とすると、世の中の仕事であれば専門的なコンサルティングを受けたり、上質なサービスを受けられるクラブに行けたりする金額です。
お客様はこのような金額感で見ているので、接客能力のなかでもハイブランド商品を扱ったり、上流階級のお客様を相手にしたりといった高度な接客能力を身につける必要があります。
リピーターを集める能力
先ほどもお伝えしましたが、集客に時間を掛けすぎないようにするのであれば、リピーターを集める能力も必要です。
たとえば、「次は〇〇についてご相談頂けると、△△になりますよ」と最後に一言、お客様がリピートして得られるものを的確に投げ掛けられるかといった点などがあります(専門用語でベネフィットといいます)。
このベネフィットの投げ掛けの他には、接客技術や次に紹介する課題解決能力もリピーター獲得能力の1つといえるでしょう。
お客様の課題解決能力が一番見られる
「スピリチュアル『カウンセラー』というくらいだから、悩みを聞けばいいんでしょ?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、本質は悩みの先の課題解決です。
お客様がスピリチュアルカウンセラーに相談するメリットには、悩みを聞いてもらうことが入りますが、より価値を感じてもらうためには悩みを聞いたあとに課題を見つけ出し、一緒に解決策を考えることが重要でしょう(なかには本当にしゃべりたいだけというお客様もいますが…)。
ですから、リピーターを獲得したいと思うのであれば、次のようなステップでスキルを磨いてください。
- 高度な接客能力
- 課題解決能力
- お客様にリピートしてもらうための技術
これら3つがバランス良く噛み合うと、あなたを求めてくれるお客様がどんどんやってくるはずです。
スピリチュアルカウンセラーになるには資格は必要?
冒頭でもお伝えしていますが、スピリチュアルカウンセラーになるためには資格は必要ありません。
しかし、西川自身のアドバイスとして、スピリチュアルという形のないサービスを購入してくれるお客様に少しでも安心してもらうために、資格は必要だと考えています。
ですから、少なくとも働き始める段階では、スピリチュアルカウンセラーの資格を取得するために学習を進めているといった事実があるようにしてください。
スピリチュアルに関する資格は民間資格なので、「どの資格を取得したらいいんだろう?」と悩まれている方は、次の記事を見て概要を押さえておくといいでしょう。
スピリチュアルカウンセラーはどれくらい稼げる?
スピリチュアルカウンセラーがどれくらい稼げるかというと、占い師の方の平均的な年収程度だと考えられます。
というのも、スピリチュアルカウンセラーの方もカウンセリング時にカードリーディングなどの霊界との対話を行う占いを利用するからです。
具体的な数値としては、専業の方で年収340万円程度、副業の方だと年収48万円程度です。
この数値に関してより詳細に確認したい方は、以下の記事で解説しているので見てみてください。
スピリチュアルカウンセラーの年収事情を占い師の年収から紐解く
スピリチュアルカウンセラーに向いている方とは
スピリチュアルカウンセラーとして稼げるのであればぜひやってみたいという方からよく寄せられる相談として、「私はカウンセラーに向いていますか?」という質問があります。
結論からお伝えすると、スピリチュアルカウンセラーに向いている方は「人が好きである」ことが大前提でしょう。
カウンセラーは個々人の内面や霊界との対話が必要になるので、人が好きでないと深く耳を傾けられません。
逆にいうと、目の前のお客様に対して全力になれる自信があれば、誰でも向いているということです。
カウンセラーの向き不向きに関して一度確認してみたい方は、次の記事を読むといいでしょう。
スピリチュアルカウンセラーに向いている人・向いていない人の特徴を確認する
スピリチュアルカウンセラーになったら相談されること
あなたがスピリチュアルカウンセラーに向いているとすると、次に気になるのはどんな相談依頼があるのかではないでしょうか。
よくある相談内容としては、恋愛相談や人生相談、仕事の相談が多いです。
これらの相談をされるお客様の多くは、カウンセリング初回には「どう幸せになったらいいか?」といったような抽象的な(ふんわりした)課題しか持っていません。
では、このふんわりした課題をリピーター獲得のために解決に導いていく方法を次の項目ではお伝えします。
スピリチュアルカウンセラーになるためには課題解決力が必要
スピリチュアルカウンセラーとしてお客様のふんわりした課題を解決していくためには、次のステップが必要です。
- 入り口は占いやスピリチュアル能力を使う
- お客様と対話し課題を明確にする
- 課題を細かくして行動目標に落とし込む
それぞれ解説していきます。
STEP1.入り口は占いやスピリチュアル能力を使う
お客様は相談したいとあなたのもとに来ているのに、いきなり「あなたの課題は何ですか?」と聞いても、不信感が募るばかりです。
悩みを相談しに来たという目的を消化してあげるためにも、カウンセリングの入り口は占いやスピリチュアル能力を使い、霊界と対話することに意識を集中しましょう。
たとえば、西川が運営しているスピリチュアルマスター養成講座では、タロットのようなカードリーディング技術も伝えているので利用してみるといいでしょう。
ただし、占いや霊界との対話を終えたらカウンセリング終了ではなく、その結果をもとに課題解決に向けて動き始めます。
STEP2.お客様と対話し課題を明確にする
先ほどもお伝えしたように、続いては占いや霊界との対話結果をもとに、お客様自身と対話し課題を明確にします。
対話とは、相手の心を汲み取って会話することなので、次のようにカウンセリングを展開してみてください。
カウンセラー「リーディングの結果〇〇と出ましたが、今あなたは△△で悩んでいませんか?」
お客様「たしかに!△△について悩んでいます。どうしたらいいかわからなくて…」
カウンセラー「では、今の状況をお聞かせ願えますか?」
お客様「実は△△で悩んでいるのはこういう理由があって…」
このようにカウンセリングを展開すると、お客様から悩みの源泉を引き出すことができ、課題が徐々に輪郭を表し始めます。
課題が明確になったら、続けて行動目標に落とし込むと課題解決につながります。
STEP3.課題を細かくして行動目標に落とし込む
解決すべき課題が明確になったら、課題にまつわる行動を細かく分けて行動目標に落とし込みましょう。
たとえば、恋愛相談で結局自分自身のスタイルが気になって社交的になれていない女性に対して、自信が持てるプロポーションを手に入れることを課題に設定すると、以下のような行動目標が設定できます。
行動目標 | 数値目標 | 期限 |
体重を落とす | −2kg | 2022年○月○日 |
カロリー制限をする | 総摂取カロリー1,500kcal | 2022年○月○日〜毎日 |
こうすると相談者の女性は「やるべきこと」がわかるので、行動に移しやすく、課題解決にもつながります。
ちなみに今回の項目で確認した一連の流れは、次の動画で概要をお伝えしているので、ぜひ見てみてください。
スピリチュアルカウンセラーになるには能力を過信しない
今回の記事では、スピリチュアルカウンセラーになるにはどうしたらいいかを解説してきました。その結果、スピリチュアル能力が高い・低いは関係なく、どちらかというと「人間的な能力」の高い・低いが影響することがわかりました。
ですから、今現在スピリチュアルの能力があるから仕事にしたいという方も、能力がなくても仕事をしたいという方も、どちらもカウンセラーの仕事に挑戦できます。
もし、あなたがスピリチュアルカウンセラーに興味があるなら、西川が主催しているスピリチュアルマスター養成講座の案内を見てみてください。
講座を受ければ、時間に縛られない自由な働き方をしつつ、お客様に求められるカウンセラーになれます。
無料動画だけでも有料級なので、ぜひお気軽に見てみてください。